京都11レースの第24回
秋華賞(3歳GI・牝馬・芝2000m)は4番人気の
クロノジェネシス(
北村友一騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分59秒9(稍重)。2馬身差の2着に2番人気
カレンブーケドール、1馬身半差の3着に10番人気
シゲルピンクダイヤが入った。
クロノジェネシスは栗東・
斉藤崇史厩舎の3歳牝馬で、
父バゴ、
母クロノロジスト(母の
父クロフネ)。通算成績は7戦4勝。
〜レース後のコメント〜
1着
クロノジェネシス(
北村友一騎手)
「ずっとコンビを組ませていただいて、春はなかなか結果を出せなかったので、ここで絶対勝つんだという気持ちで乗っていました。ある程度は流れに乗っていきたいと考えていて、理想的なポジションで運べました。いつでも抜け出せる手応えがあったので、自信を持って追い出すことができました。ここまで乗せ続けていただいたことに感謝ですし、結果を出せたことが良かったです。
斉藤崇史調教師にもこの馬で初GI勝利を届けられて良かったです。自分にとっても、
クロノジェネシスにとっても、斉藤先生にとっても、大きな一勝になったと思います。これを弾みにもっとがんばりたいですし、馬もこのまま無事にいってほしいです」
2着
カレンブーケドール(
津村明秀騎手)
「1〜2コーナーまで流れていましたので、ポジションはちょうど良かったですね。勝ち馬を見ながら、どこを捌くか進路を探す余裕のある手応えでした。内回りコースでも対応できましたし、
オークスの時より仕掛けたら反応する体になっていました。成長しています。最後は狭いところを割ってくれましたし、根性がありますね。相手の切れ味が上でした。もう少し並びかけられれば良かったですね。こちらの想像以上に馬が良くなっていましたし、これから楽しみですね」
3着
シゲルピンクダイヤ(
和田竜二騎手)
「ゲートも出てくれましたし、落ち着いていました。距離を考えて立ち回ったのですが、外に出した時はいい脚を使ってくれましたし、届くかと思いましたが、できれば内枠が欲しかったです。大人になっていると思います。この距離は微妙でしょうか......」
4着
シャドウディーヴァ(
松山弘平騎手)
「今日はリズム重視でポジションはあまり気にせず、リズム良く折り合いもつきました。良い形で運べました。最後は少しモタれながらも、良い脚を使ってくれました。力のあるところは見せてくれました。これからの馬です。良くなってくると思います」
7着
ブランノワール(
浜中俊騎手)
「道中はモタれていました。目に見えない部分で、苦しい部分が出てきたのかもしれません。でも、頑張ってくれました。距離は1600メートルくらいが良いのかもしれません」
8着
ダノンファンタジー(
川田将雅騎手)
「2コーナーから進むことができなかったので、ある程度(馬場が)乾いてきたとはいえ、跳びのきれいな
ディープインパクト産駒ですから、顕著に走らなくなってしまいました」
ラジオNIKKEI