10月15日朝、土曜日に行われる
コーフィールドCに向けて多数の有力馬がコーフィールド競馬場で追い切りを行った。
前走のレーン騎手から替わってM.ウォーカー騎手を鞍上に迎えた
フィンシュは、まだ日も出ていないコーフィールド競馬場の本馬場で追い切った。
鞍上が感触を確かめるようにゆったりとしたフォームで直線だけ伸ばし、6F84秒-2F25秒のタイムで走破。
フィンシュは絶好調のC.ウォラー厩舎の管理馬で、前走の走り(2000mのG1でアタマ差の2着)が高く評価されて人気を伸ばし、現在単独の1番人気に支持されている。
ウォラー調教師は「(コーフィールドは初めてだが)コーナーも柔軟にこなしてくれたし、騎手も動きに満足してくれた。息の戻りもとても良かったので仕上がりに問題はない。本来は3200mで力を発揮してくれる馬だと思っていたが、ここまで期待以上の競馬をしてくれている。
コーフィールドCへは万全の状態で臨めるが、その先の
メルボルンCにはさらに上の状態で行ければ」とコメント。
同じくC.ウォラー調教師の管理馬、ブリムハムロックスも馬なりで追い切り、時計は7F95秒ラスト2F25.15秒。
土曜日が
オーストラリア移籍初戦となるムスタジアーは6F85秒-2F25.1秒の時計で調整。
一方、同レースの有力馬の一頭とされていたキングスウィルドリームは熱発による調整遅れのため
コーフィールドCを回避、翌週の
コックスプレートへ向かう事となった。
また、英国からの遠征馬レイモンドタスクは馬場が固くなりすぎることを懸念して、こちらも
コーフィールドCを回避。
メルボルンCへ直行する。
(取材:川上鉱介)