15日、
大井競馬場で行われた'19
スターバーストC(3歳・準重賞・ダ2000m・1着賞金650万円)は、好位後ろでレースを進めた
御神本訓史騎手騎乗の1番人気
ミューチャリー(牡3、船橋・
矢野義幸厩舎)が直線で先頭に立ち、内で食い下がる5番人気
ハルディネロ(牡3、大井・
荒山勝徳厩舎)を最後は突き放して、これに2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分9秒8(重)。
【
御神本訓史騎手のコメント】
「(秋緒戦の中山・
セントライト記念を使われたあとも)この馬はずっといい状態を保っています。今日も、状態はいいなと思いました。今日はいつもよりちょっと前目につけて競馬をしました。直線で最後相手に抵抗されたのはちょっとそのあたりでしょうか。今日は何しろ負けられませんでしたから。どこから行っても負けないだろうということであの位置取りでした。
58kgは他馬とだいぶ差がありましたが、それは気にしませんでした。まあ、ここでは力が抜けていました。元々強いと僕も言い続けてきた馬なので。
これで休養に入ると聞いてます。来年につながるいい競馬ができたかなと思います」
【
矢野義幸調教師のコメント】
「今日はちょっと出していったこともあり、また他より3キロ重いこともあって、直線の伸びはいつもほどではありませんでしたね。でも、しっかり勝ってくれました。
この後は放牧に出すことにしていますので、今年出走は難しいかなと思います。
パイロ産駒は古馬になってから難しいので、(成長力など様子を見ながら)じっくり使っていこうと思っています」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)