20日、京都競馬場で行われた
菊花賞(3歳・牡牝・GI・芝3000m)は、好位でレースを進めた
武豊騎手騎乗の3番人気
ワールドプレミア(牡3、栗東・
友道康夫厩舎)が、直線で先頭に立って、外から猛然と追い上げた8番人気
サトノルークス(牡3、栗東・
池江泰寿厩舎)をクビ差凌いで優勝した。勝ちタイムは3分6秒0(良)。
鞍上の
武豊騎手は1988年
スーパークリーク、1996年
ダンスインザダーク、2000年
エアシャカール、2005年
ディープインパクトに続く
菊花賞5勝目。史上最年少勝利(19歳8ヶ月)、最年長勝利両方の記録保持者(50歳7ヶ月)。
JRA・GIはこれで77勝目。また、昭和・平成・令和での3元号GI制覇を達成。
管理する
友道康夫調教師は
NHKマイルC(
アドマイヤマーズ)に続く今年2度目の
JRA・GI制覇、通算12勝目。
菊花賞は初制覇で、これで牡馬クラシック三冠を完全制覇。
ディープインパクト産駒は
JRA・GI通算50勝目(障害含む、京都開催のJpnI・
JBCレディスクラシック除く)で、
菊花賞は2016年の
サトノダイヤモンド、昨年の
フィエールマンに続く3勝目。また、今年だけで
大阪杯(
アルアイン)、
桜花賞(
グランアレグリア)、
天皇賞・春(
フィエールマン)、
オークス(
ラヴズオンリーユー)、
日本ダービー(
ロジャーバローズ)に続く
JRA・GI6勝目。
生産のノーザン
ファームは先週の
秋華賞(
クロノジェネシス)に続く今年11回目の
JRA・GI勝利で、通算では139回目。
菊花賞は7度目の勝利。
オーナーの大塚亮一氏は2017年の
府中牝馬S(
クロコスミア)に続く
JRA重賞2勝目。GIは初勝利。