現地時間19日、イギリスの
アスコット競馬場でG1・クイーンエリザベス2世S(3歳上・芝直線1600m・16頭立て・1着賞金約62.4万
ポンド=8781万円)が行われた。
道中は中団から進んだ6番人気キングオブ
チェンジ(牡3、S.
レヴィー騎手)が早めに進出して先頭に立ち、後方から末脚を伸ばした2番人気ザ
レヴェナント(セ4、P.ブドー騎手)に1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分44秒88(不良)。
ザ
レヴェナントから1.1/2馬身差の3着には、さらに後方から追い込んだ14番人気セーフヴォヤージュ(セ6、J.スペンサー騎手)が入った。1番人気の
ベンバトル(牡5、
O.マーフィー騎手)は不良馬場に泣いたか、最下位16着に敗れている。
キングオブ
チェンジは父
Farhh、
母Salacia、その父
Echo of Lightという血統。イギリスのR.ハノン厩舎の管理馬。2走前の2000ギニー(英G1)は15番人気タイで2着の激走だったが、その走りがフロックでなかったことを証明するG1初制覇となった。