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菊花賞・G1」(20日、京都)
またしても勝利には届かなかった。1番人気の
ヴェロックスは道中4、5番手から最後の直線入り口で早めに抜け出しにかかるも。内から勝ち馬に一瞬で突き放され、さらに追い込んできた
サトノルークスにもかわされて3着。
皐月賞2着、ダービー3着に続いて、ついに三冠タイトルを一つも手にすることはできなかった。
「位置取りもリズムも良く、いい内容でしっかり走ってくれました。3000メートルの距離が長かったと思わざるを得ないような、最後の直線での苦しさでした」と川田は冷静に振り返る。中内田師も「馬自身は一生懸命頑張ったし、地力だけで3着に残ってくれた。まだ3歳だし、今後に期待したい」と前を向いた。
提供:デイリースポーツ