27日、東京競馬場で行われた
天皇賞・秋(3歳上・GI・芝2000m)は、中団の前でレースを進めた
C.ルメール騎手騎乗の1番人気
アーモンドアイ(牝4、美浦・
国枝栄厩舎)が、直線で最内から一気に突き抜け、2着の3番人気
ダノンプレミアム(牡4、栗東・
中内田充正厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分56秒2(良)。
さらにクビ差の3着に6番人気
アエロリット(牝5、美浦・
菊沢隆徳厩舎)が入った。なお、2番人気
サートゥルナーリア(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)は6着に終わった。
勝った
アーモンドアイは、父
ロードカナロア、
母フサイチパンドラ、
その父サンデーサイレンスという血統。前走の
安田記念は海外遠征帰りに加えてスタートの不利もあって3着に敗れたが、秋初戦のここで超豪華メンバーを圧倒し、改めて現役最強を証明した。GIはこれで6勝目。牝馬による
天皇賞・秋の制覇は2010年の
ブエナビスタ以来、9年ぶり。
【
C.ルメール騎手のコメント】
安心しました。休み明けだったが、
アーモンドアイは素晴らしい馬。素晴らしい脚で伸びてくれました。
2番枠だったが
アエロリットと
サートゥルナーリアの後ろで良いポジションを取れた。(直線一瞬他の馬に包まれたが)内ラチに十分なスペースがあった。
平成の最後の天皇賞を勝ち、令和最初の天皇賞を勝つことができて凄く嬉しい。
アーモンドアイは自分の能力を出してくれました。
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天皇賞・秋ダイジェスト>
※
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