15日、京都競馬場で行われた
秋華賞(3歳牝、GI・芝2000m)は、ハイペースの中団を進んだ
本田優騎手騎乗の2番人気
カワカミプリンセス(牝3、栗東・西浦勝一厩舎)が、先に抜け出した5番人気
アサヒライジングを1/2馬身差交わし優勝した。1.1/4馬身差の3着に4番人気
フサイチパンドラ。勝ちタイムは1分58秒2(良)。1番人気
アドマイヤキッスは末脚届かず1/2馬身差の4着まで。
勝った
カワカミプリンセスは、
父キングヘイロー、母は
タカノセクレタリー(
その父Seattle Slew)という血統。06年2月にデビューし、無傷の4連勝で
オークス(GI)を制覇、49年ぶりの無敗の
オークス馬に輝いた。今回は
オークス以来約5か月ぶりの出走だった。通算成績5戦5勝(重賞2勝)。
鞍上の
本田優騎手、管理する西浦勝一調教師ともに、01年の
テイエムオーシャン以来の同レース2勝目。本田騎手は今年の
オークスに続く重賞勝ちで、通算27勝目。GIは6勝目となった。西浦調教師も
オークス以来の重賞勝ちで、通算13勝目。GIは5勝目となった。
無敗の
秋華賞制覇は02年の
ファインモーション以来2頭目。
オークス、
秋華賞の2冠を達成したのは、97年
メジロドーベル、03年
スティルインラブ(三冠馬)に続く3頭目となった。ちなみに、
桜花賞と
秋華賞の2冠を達成したのは98年
ファレノプシス、01年
テイエムオーシャンがいる。