26日(土曜日)にムーニーヴァレイ競馬場で行われたG1
コックスプレート(芝2040m)で4着に入ったエイダン・オブライエン厩舎の
マジックワンド(牝4)が、11月5日(火曜日)にフレ
ミントン競馬場で行われるG1
メルボルンC(芝3200m)に参戦する可能性が浮上している。
当初は、11月9日(土曜日)に同じフレ
ミントンで行われるG1マッキノンS(芝2000m)へ向かうと見られていた同馬だが、
コックスプレート翌日、オブライエン厩舎のトラヴェリング・ヘッドラッドとして同馬に帯同しているT.J.カマーフォード助手が、「レース後も馬は元気で、オブライエン調教師の意向としては、
メルボルンC出走に傾いている」とコメントしたものだ。
G1勝ちの実績がない一方、
マジカルの2着となったG1
愛チャンピオンS(芝10F)、
ブリックスアンドモルタルの2着となったG1
アーリントンミリオン(芝10F)など、G1での2着を6度も経験しているのが
マジックワンドだ。2番人気での出走となった
コックスプレートは、先行してゴール前で脚を失くし、勝った
リスグラシューから4馬身遅れの4着に終った。
なおオブライエン厩舎からは、同じく26日にムーニーヴァレイで行われたG2ムーニーヴァレイゴールドC(芝2500m)を快勝した
ハンティングホーン(牡4、父
キャメロット)と、前走G1セントレジャー(芝14F115y)5着のイル
パラディーソ(牡3、父
ガリレオ)の2頭も
メルボルンCにエントリーしており、
マジックワンドも加わると3頭出しとなる予定だ。
(文:合田直弘)