秋の初戦は
府中牝馬Sで3着だった
ラッキーライラック(栗東・
松永幹夫厩舎)。個人的には2着馬に1/2馬身差された内容が物足りない印象もあるが、今回は初コンビとなる、C.スミヨン騎手とのタッグ。このあたりにも楽しみはあるが、今朝30日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
CWコースで
メイショウササユリとの併せ馬。向正面に入ったところで、先頭との差が4秒以上あり、普通に見れば、単走の追い切りといった感じ。前もラップを落とすことなく進めていったため、3コーナーになっても3馬身近い差があった。
最後の直線へ向いても、その差はまだまだ。ラスト1F標識あたりでひょっとしたら追いつくかも、というところはあったものの、結局2馬身ほど遅れる形でのゴールとなった。
ただ、時計は6F78.1〜5F64.1〜4F50.8〜3F37.9〜1F12.6秒。もともと1週前追い切りでは速い数字をマークするタイプなので、これがオーバーワークということはないだろう。むしろ、これまでと比べても負荷の強い追い切りだけに、この動きを経て、来週がどんな走りになるか楽しみなところ。
(取材・文:井内利彰)