新馬、
中京2歳Sと連勝中の
ラインベック(栗東・
友道康夫厩舎)。前走後は放牧に出されており、栗東に帰厩したのは10月13日。今朝31日は次走予定の東京スポーツ杯2歳S(11月16日・東京芝1800m)に向けた2週前追い切りを行っている。
CWコースで3頭併せ。
ウーリリが先頭、次に
スノートレインという隊列の最後方から追走する形。向正面で先頭との差は1秒半くらいあったが、前半はゆったりとしたラップで流れていった。
4コーナーから最後の直線へ向くあたりでラップが速くなり、ラスト1F標識では3頭が横並びになっている。最内
ラインベックは楽な手応えでゴール板を駆け抜けており、時計は6F86.3〜5F69.4〜4F53.7〜3F38.8〜1F12.1秒だった。
数字は速くなかったが、やれば時計は詰まるタイプなだけに、大切なのは中身。自分のリズムでしっかりと走れていた動きは夏場よりも成長した印象を受けるだけに、この先もレースに向けて状態はぐんぐんと上昇していくはず。
(取材・文:井内利彰)