netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
アルゼンチン共和国杯の「
ゴールデンコンビ」はこちら。
【
藤原英昭厩舎×
福永祐一騎手(
ルックトゥワイス)】
直近でも、池江厩舎や友道厩舎と福永騎手のタッグを「
ゴールデンコンビ」だと紹介したが、この「
藤原英昭厩舎×
福永祐一騎手」は、それ以上に隙のない「
ゴールデンコンビ」と言っていい。
藤原英昭厩舎の騎手別成績を見ると、「直近1年」「直近5年」「通算」全てのカテゴリーにおいて福永騎手がリーディングとなっているのだ。
「通算」では533回騎乗して108勝。勝率20.3%、複勝率47.8%を記録し、複勝回収率も91.7%と高い数値を示している。特筆すべきは500回を超える騎乗機会がありながら、これだけ高い回収率をキープしている点だろう。
「直近5年」では239戦48勝。勝利数2位の戸崎騎手に21勝差をつける抜けた数字で、期間内における
藤原英昭厩舎の勝利の5回1回は福永騎手が手綱を取っていた計算だ。
「直近1年」は45戦10勝。複勝率53.3%、複勝回収率102.9%で、好走率、回収率ともアップ。所属の
岩田望来騎手への騎乗依頼が増えている中で、勝負のかかった馬には福永騎手を手配しているように思える。
福永騎手と
ルックトゥワイスのコンビは3歳未勝利以来の2回目となるが、前回は2番人気で1着。福永騎手を配して迎える秋初戦、上位人気が予想されるが、しっかりと期待に応えてくれそうだ。