重賞9勝を含む52戦21勝を挙げた名牝・
ディアマルコ(牝6、高知・
那俄性哲也厩舎)が引退し、生まれ故郷である北海道日高町のクリア
ファーム(旧松平牧場)で繁殖牝馬として余生を過ごすことを6日、高知けいばが発表した。
ディアマルコは2013年4月27日生まれ、
父スパイキュール、
母エコパン、
その父ツルマルボーイという血統の鹿毛の牝馬。主戦騎手は
佐原秀泰騎手、所属は現役生活を通じて高知・
那俄性哲也厩舎だった。
2015年7月に高知の2歳新馬戦で9馬身差圧勝のデビューを飾り、翌年の園田・
のじぎく賞で重賞初制覇を果たすと、そこから重賞を3連勝。その後も実績を積み重ね、昨年は、佐賀の佐賀
ヴィーナスC、園田の
兵庫サマークイーン賞、名古屋の
秋桜賞と地方全国交流重賞を3勝。NAR
グランプリ4歳以上最優秀牝馬を受賞した。また、グランダム・
ジャパン古馬シーズンでの総合優勝も果たした。
引退式は11月9日の14時50分頃から、
高知競馬場のパドックにて行われる予定。