今秋初戦の
京都大賞典は5着に終わった
エタリオウ(栗東・
友道康夫厩舎)。レース後も栗東に在厩して調整しているが、11月6日にはゲートから時計を出しているように、今回はいろんな工夫をしており、今朝7日も
ジャパンC(11月24日・東京芝2400m)に向けた2週前追い切りを行っている。
CWコースでの3頭併せ。
ウーリリ、
スノートレインを引き連れて、先頭で2コーナーを回っていく。フルカップのブリンカーを着用していることもあってか、行きっぷりが良くて、気分よく向正面を駆け抜けていく。
4コーナーから最後の直線で後続が差を詰めてくるが、そこでも手応えは楽。真ん中
ウーリリに追い抜かれそうな気配もなく、最後まで先頭を譲ることなくゴールした。
時計は6F84.4〜5F68.7〜4F53.5〜3F38.6〜1F12.2秒。数字はこれまでと大きく変わりないが、走っている内容は微妙な変化を見せている。これを積み重ねていくことで次こそはの走りに繋がってくるはずなので、そのあたりをしっかり見守っていきたい。
(取材・文:井内利彰)