2018年のNAR
グランプリ年度代表馬・
キタサンミカヅキ(牡9、船橋・
佐藤賢二厩舎)が現役を引退、北海道新ひだか町のカタオカステーブルで種牡馬入りする。船橋ケイバが7日、発表した。
キタサンミカヅキは
父キングヘイロー、
母キタサンジュエリー、
その父サクラバクシンオーという血統で、2010年5月10日生まれの鹿毛の牡馬。オーナーは北島三郎氏(馬主名義は大野商事)。
2013年3月に
JRA美浦・
古賀史生厩舎からデビューし、同月内に初勝利を挙げた。中央所属馬としてもダート短距離路線で活躍し、2016年の
京葉S(OP)を勝利した。2017年に船橋・
佐藤賢二厩舎に移籍。初戦の重賞・
アフター5スター賞を快勝し、続く
東京盃(JpnII)も制しダート
グレード競走初制覇を遂げた。その後も南関東の短距離重賞・ダート
グレード競走で活躍を続け、
東京盃は2018年も制し連覇を達成、今年の
東京スプリント(JpnIII)も勝利しダート
グレード競走で3勝を挙げた。3連覇を遂げた今年の
アフター5スター賞がラストランとなった。
通算成績は60戦13勝。重賞勝利は上記のほか2018年のプラチナC(浦和)がある。2018年のNAR
グランプリ年度代表馬、4歳以上最優秀牡馬、
最優秀短距離馬を受賞。船橋移籍後は
繁田健一騎手、
森泰斗騎手とコンビを組んでいた。引退式の実施については、関係各所と調整のうえ、追って発表される。
【
佐藤賢二調教師のコメント】
「数々のタイトルや2018年の
年度代表馬と、いろいろと頑張ってくれて感謝している。これからは種牡馬としていい仔を出し、第2の馬生でも是非活躍してもらいたい」