netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
エリザベス女王杯の「
ゴールデンコンビ」はこちら。
【
国枝栄厩舎×
津村明秀騎手(
フロンテアクイーン)】
実はこのコンビ、
紫苑Sの時に「
ゴールデンコンビ」として紹介済み。
紫苑S3着、
秋華賞2着と、しっかり馬券圏内に入る活躍を続けてくれている。そして、この「
ゴールデンコンビ」を把握していれば、前走の
府中牝馬Sでの
津村明秀騎手への乗り替わりにも注目することが出来たはずだ(9番人気2着)。これで「
国枝栄厩舎×
津村明秀騎手」のコンビの「直近1年」成績は1-4-1-3、複勝率66.7%まで上昇。複勝回収率271.1%の破壊力はもちろんのこと、好走率という点でも非常に魅力的なコンビとなっている。
一流外国人騎手が大挙来日し、その華やかさに目を奪われがちだが、だからこそ確かなコンビ実績を築いている日本人騎手に馬券妙味が生まれてくる。地味ながら実績十分の「
ゴールデンコンビ」に、ジャイアントキリングを期待したい。