10日、京都競馬場で行われた
エリザベス女王杯(3歳上・牝・GI・芝2200m)は、中団でレースを進めたC.スミヨン騎手騎乗の3番人気
ラッキーライラック(牝4、栗東・
松永幹夫厩舎)が、直線で最内を突いて脚を伸ばし、大逃げから粘る7番人気
クロコスミア(牝6、栗東・西浦勝一厩舎)を捕らえて、これに1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分14秒1(良)。
さらにクビ差の3着に1番人気
ラヴズオンリーユー(牝3、栗東・
矢作芳人厩舎)が入った。なお、2番人気
クロノジェネシス(牝3、栗東・
斉藤崇史厩舎)は5着に終わった。
勝った
ラッキーライラックは、父
オルフェーヴル、
母ライラックスアンドレース、その父
Flower Alleyという血統。昨年3月の
チューリップ賞以降、勝ち星から遠ざかっていたが、ついにここで完全復活を果たし、2017年の阪神JFに続く2つ目のGIタイトルを獲得した。
【C.スミヨン騎手のコメント】
自分もベストコンディションでしたし、馬の状態も非常に良かったです。
ラッキーライラックは調教に乗った時から非常に良い馬だと思っていましたし、パドックも良かったです。ですので、レースはとても自信がありました。
スタートがそこまで速くなく思ったより後ろのポジションになりましたが、内枠ということもあり溜めていくことにしました。直線では内ラチを突きましたが、この馬のキレる脚がなければ勝てなかったと思いますし、そういう脚を発揮してくれてよかったと思います。
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エリザベス女王杯ダイジェスト>
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