東京11Rの
東京スポーツ杯2歳ステークス(2歳GIII・芝1800m)は1番人気
コントレイル(R.ムーア騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分44秒5(良)。5馬身差の2着に2番人気
アルジャンナ、さらに4馬身差の3着に3番人気
ラインベックが入った。
コントレイルは栗東・
矢作芳人厩舎の2歳牡馬で、
父ディープインパクト、
母ロードクロサイト(母の
父Unbridled's Song)。通算成績は2戦2勝。
〜レース後のコメント〜
1着
コントレイル(
矢作芳人調教師)
「想像以上の走りで驚きました。厩舎も福永騎手も1800mがギリギリと話していたので、想像を超える走りでした。今日はペースも流れてくれましたし、折り合いもついて、2000mも大丈夫でしょう。R.ムーア騎手も賛辞の言葉を繰り返していました。当初は朝日杯を考えていましたが、これで
ホープフルSから王道を歩むことになると思います。でも2400mはどうでしょうか......。その点も今日のように想像を超えてくれることを期待したいです。今日は一般ファンの気持ちでレースを見て震えました」
2着
アルジャンナ(
川田将雅騎手)
「いい内容で折り合いもついてリズムよく運べました。直線もいい伸びを見せてくれましたが、勝ち馬が強すぎました」
3着
ラインベック(W.ビュイック騎手)
「好位でうまく流れに乗れましたが、勝ち馬にあの競馬をされてしまったらどうしようもありません。また、今日は硬い馬場で速い時計でしたから、馬場適性の差もあったかと思います。この馬はワンペースで少しずつギアを上げていくタイプなので、2400mも向きそうな気がします」
4着
オーロラフラッシュ(C.
ルメール騎手)
「頑張ってくれました。このメンバー相手にいい結果だったと思います。終いは脚を使っていましたし、次につながるレースでした」
5着
リグージェ(O.マーフィー騎手)
「ゲートを出てスムーズで、向正面では距離ロスなくいけました。折り合いはついていましたし、距離は延びても大丈夫そうです。成長を待ちながら使っていった方が良さそうです」
6着
マイネルデステリョ(
津村明秀騎手)
「前走は前に壁を作ってレースをすることができましたが、今日は壁を作ることができずムキになりすぎました。それにしても今日はメンバーが強すぎました。前に馬を置ければ違った結果になると思います」
8着
ソウルトレイン(
石橋脩騎手)
「ゆったりとした流れになるだろうと思っていましたが速い流れになってしまい、3コーナーから自分のペースで行きましたが最後はスタミナ切れしてしまいました。レースのペースが落ち着けば違った結果だったと思います」
ラジオNIKKEI