新馬、
新潟2歳Sと連勝中の
ウーマンズハート(栗東・西浦勝一厩舎)。前走後は放牧へ出されているが、今回の
阪神ジュベナイルフィリーズ(12月8日・阪神芝1600m)へ向けての調整はすでに始まっており、10月20日から坂路で時計を出し始めている。
今朝20日はレースに向けた2週前追い切りをCWコースで敢行。2回目のハローが終了した時間帯に2コーナーから入場して、
メイショウサフランと
メイショウフルサトが先行する流れを追いかけた。
6F地点では1秒半ほどあった差も3コーナーあたりで3馬身ほどまで詰めてきて、最後の直線はインから前2頭を追い抜いていく。その脚の速さは2頭とは違っていて、本当に一瞬で交わしていく。
ゴール前でのスピード乗りも上々で、時計は6F84.2〜5F68.5〜4F53.7〜3F38.3〜1F12.0秒。2頭には1秒以上先着しており、デビュー前のCWでの追い切りと比べても、格段に動けるようになっている。まだまだ良くなりそうな雰囲気もあるだけに、今後の追い切りにも注目したい。
(取材・文:井内利彰)