JRAは21日、「2020年度競馬番組等について」発表した。京都競馬場整備工事に伴う開催の振替を行うとともに、東京オリンピック開催への対応および暑熱対策等を踏まえ、設定される。
「海外遠征協力金の設定について」の概要は以下の通り。
■海外遠征協力金
国内GI競走の競走内容のさらなる充実を図る観点から、国内外の競走で優秀な成績を収めた馬が、
JRAの指定する外国の競馬の競走に出走、また、帰国後に
JRAの指定するGI競走に出走した場合において、出走した馬の馬主に対して協力金を交付する。
【交付対象競走/交付対象馬】
凱旋門賞/パートIのGI競走で優勝した
JRA所属馬(ただし2歳時の成績を除く)
【交付条件と協力金の額】
(1)交付対象競走に出走(出国後、馬体故障等やむを得ない事由により出走できなかった場合を含む)で500万円。
(2)交付対象競走に出走し、当該年度の
ジャパンCまたは
有馬記念に出走(出走取消および競走除外を含む)で1000万円。
※本内容については、農林水産大臣の認可を経て正式に確定する。