5頭目の禁止薬物陽性馬発生を受け、11月18日、23〜25日の開催を取り止め、在厩馬全頭の事前検査を行っていた岩手競馬で、新たに2頭から禁止薬物が検出された。26日、岩手競馬が発表した。
5頭目の陽性馬(
ノアクリスティン号)が発生した桜田浩樹厩舎所属馬の全頭検査を実施した結果が、(公財)競走馬理化学研究所から通知され、
ノアクリスティンから再度禁止薬物のボル
デノン(アナボ
リックステロイド ※筋肉増強剤)が検出されたほか、他の検査対象馬のうち2頭(
セブンスウェル号、
コミュニティ号)からも、同様にボル
デノンが検出された。陰性は26頭。
この事態を受け11月30日(土)から当面の岩手競馬開催が取り止めとなることになった。
※新たに検出された2頭につきまして「禁止薬物陽性馬」と記載しておりましたが、出走直後の検体採取ではないため「禁止薬物陽性馬」には該当いたしません。お詫びして初出より訂正いたします。