前走
ファンタジーSは4着だった
ヤマカツマーメイド(栗東・池添兼雄厩舎)。今回の
阪神ジュベナイルフィリーズ(12月8日・阪神芝1600m)は
武豊騎手に乗り替わるということもあり、レースに向けた1週前追い切りに騎乗している。
朝一番のCWコースで
リリーマイスターとの併せ馬。前半はゆったりしたラップで入っていったが、折り合いを欠くようなところはなく、スムーズな走り。道中で脚をためるといった感じでしっかり走れており、最後の直線へと向いてくる。
進路をインに選ぶと、楽に前へと並びかけて、仕掛けられると鋭く伸びて、ゴールではきっちり先着。その時計は6F87.1〜5F70.6〜4F55.1〜3F40.1〜1F11.6秒だった。
全体の数字は少し遅くなったが「先週が速い時計だったので、今週は少し控えめに」と担当の土屋均調教助手。とはいえ、終いの反応は鋭く、来週の動きが楽しみになる1週前だったのではないだろうか。
(取材・文:井内利彰)