30日に阪神競馬場で行われるチャレンジC(3歳上・GIII・芝2000m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、2017年に施行条件が変更されているため、5回阪神芝2000m(2011年は6回阪神芝2000m)全体の傾向も参考にする。
過去2年の勝ち馬は
キングカメハメハ産駒の18年
エアウィンザー、
ハーツクライ産駒の17年
サトノクロニクル。この2頭の種牡馬は5回阪神芝2000mの種牡馬成績においても
ディープインパクトに次ぐ高成績を収めており、コース傾向からも評価に値する血統であったと窺い知れるだろう。
ステイゴールド産駒は「0-1-1-2」、同開催コース成績は「2-6-3-40」。昨年は
マウントゴールド(4人気2着)、
ステイフーリッシュ(5人気3着)、と2頭が好走を果たしていたが、勝ちあぐねる傾向が強いことも覚えておきたい。今年は昨年3着の
ステイフーリッシュが2年連続での出走となる。
ディープインパクト産駒は「0-1-0-1」、同開催コース成績は「17-11-11-59」。昨年は産駒の出走がなかったが、17年には
デニムアンドルビー(5人気2着)、
モンドインテロ(3人気4着)と上位を賑わせた。なお、同コースは
ダノンバラード(10年ラジオNIKKEI杯2歳S・GIII)で同産駒が重賞初制覇を達成した舞台でもある。今年は
ギベオン、
ケイアイノーテック、
ブレステイキングの3頭がスタンバイ。
ハーツクライ産駒は「1-0-0-0」、同開催コース成績は「7-5-10-34」。先述の通り、17年に
サトノクロニクルが勝ち馬となっている。今年は
ゴーフォザサミットが出走を予定しているが、同馬は半兄に同コースで行われた12年産経
大阪杯・GIIの勝ち馬
ショウナンマイティがいる血統だ。