「
香港C・香港G1」(12月8日、シャティン)
手綱から伝わってくる感触が、思わず主戦の頬を緩ませた。
香港Cの主役
アーモンドアイは27日、美浦Wで
グローリーヴェイズと併せ馬を敢行。3馬身近く先行した相手の後ろでしっかり折り合うと、直線は内に進路をチョイス。最後は1馬身近く遅れたが、馬なりのままで動き自体は軽快なもの。文句なしだ。
この追い切りのためだけに、美浦にやって来たルメールは「いい動き。
トレビアン!」と満面に笑みを浮かべた。
天皇賞・秋で改めて、“現役最強馬”の称号を誇示してから1カ月。「長い休み明けだった天皇賞より、
パワーアップしている。今回は100%の状態でいけそう」と言い切った。
今春のドバイに続き海外遠征は2回目とあって、国枝師も「検疫での雰囲気も良く、カイバもしっかり食べている。まずは無事に、自分の競馬ができればいいね」と、順調な仕上がり過程に笑みを見せていた。
提供:デイリースポーツ