30日に阪神競馬場で行われるチャレンジC(3歳上・GIII・芝2000m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、2017年に施行条件が変更されているため、5回阪神芝2000m(2011年は6回阪神芝2000m)全体の傾向も参考にする。
過去2年、連対を果たしていた馬番は2番、3番、8番、9番。2年ともフルゲートに満たない12頭立てで行われていたが、いくらか偏りが感じられるような結果になっていた。
出走頭数の違いはあるが、過去10年の5回阪神芝2000mにおいても14勝で最多となる1番に次ぐ13勝を7番が挙げており、それに8番と3番が続く。また、3番は複勝率で最高値を示しており、複勝回収率も唯一のプラス収支をマークしている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 15-10-8-76 勝率13.8% 連対率22.9% 複勝率30.3%
2枠 12-9-12-85 勝率10.9% 連対率18.5% 複勝率28.6%
3枠 7-15-10-95 勝率5.5% 連対率17.3% 複勝率25.2%
4枠 11-12-11-99 勝率8.3% 連対率17.3% 複勝率25.6%
5枠 14-12-12-107 勝率9.7% 連対率17.9% 複勝率26.2%
6枠 13-11-15-116 勝率8.4% 連対率15.5% 複勝率25.2%
7枠 8-12-10-131 勝率5.0% 連対率12.4% 複勝率18.6%
8枠 10-10-13-134 勝率6.0% 連対率12.0% 複勝率19.8%
勝率・連対率・複勝率、いずれも1枠がトップとなる成績を収めており、外枠になるにつれて好走率の低下が見られる。ただし、フルゲート(=16頭立て)時は、8枠が勝率・連対率・複勝率のいずれにおいても最高値を記録。
チャレンジCの勝ち馬は18年
エアウィンザーが7枠9番、17年
サトノクロニクルが3枠3番から勝利しており、同開催のコース傾向からすれば、昨年は少し異質な結果と言えるだろう。今年もフルゲート割れとなっているため、基本的には内枠有利で考えたい。