「チャレンジC・G3」(30日、阪神)
唯一の3歳馬
ロードマイウェイが、破竹の5連勝&重賞初制覇で古馬を一蹴。しかも、これまでの先行策ではなく、アッと驚く後方一気。新たな一面を見せ、父
ジャスタウェイに初タイトルをプレゼントした。
Vへと導いたルメールは「スタートが悪かったので後ろからになりましたが、ペースがちょうど良かったし、馬は冷静に走っていました。彼にとってそれが一番大事なこと。長くいい脚を使ってくれました」と内容を評価。快進撃にも「素晴らしい。どんどん
パワーアップして大人になっています」と成長ぶりに目を細めた。
杉山厩舎は目下絶好調。28日の
浦和記念では、看板馬
ケイティブレイブが復活V。トレーナーは「勢いをもらった感じ。厩舎が活気づいている」と笑顔。ただし、今回の勝利は手放しでは喜べない。ゲートに課題を残し「次に向けて、しっかりと練習して、いいスタートを切れるようにしたい」と気を引き締めていた。
次走は未定だが、勢いは本物。中距離界の新星が、頂点を目指して“わが道”を突き進む
提供:デイリースポーツ