中内田厩舎は
リアアメリアと
クラヴァシュドールの2頭出しですね。
リアアメリアは3月にゲート試験を合格しているように、2歳の早い時期から順調に調教を重ねています。
「春に比べると
シルエットはひとまわりふたまわり大きくなっていますね。太目感はないです。この秋は特に大きく変わった点はないですが、いい状態を維持しています」と猿橋助手。
リアアメリアの資質の高さはゆっくりゲートを出てから突き抜けた新馬戦、粗削りながらも強い内容で勝ちきった
アルテミスS(GIII)を見ても、皆さん納得でしょう。そして、かなり人気を集めそうですね。注目です。
一方で
クラヴァシュドールも侮れません。
「前走の
サウジアラビアRCは牡馬相手であそこまで詰めたのは大きかったですね。そういう意味では今回は牝馬同士。競馬センスがあってレースが上手い。楽しみです」(片山助手)
デビュー戦、2戦目ともに上がり33秒台の脚を使っています。レースぶりが実に安定しているし、
リアアメリアとはタイプが違う。
「
リアアメリアと
クラヴァシュドール、2頭とも順調にきています」(猿橋助手)
そして、2頭とも十分にチャンスがあると思います。
(取材・文:花岡貴子)