8日に阪神競馬場で行われる
阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳・牝・GI・芝1600m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる6回の馬券絡みが
ディープインパクト。次点で4回の
クロフネが続き、3回が
ステイゴールドとなっている。
ディープインパクト産駒は「3-1-2-11」。昨年の勝ち馬
ダノンファンタジーのほかにも、14年
ショウナンアデラ、11年
ジョワドヴィーヴルと3頭の勝ち馬を出している。今年は
リアアメリアが出走を予定しているが、
母リアアントニアも13年にBCジュヴェ
ナイルフィリーズ(=アメリカの2歳女王決定戦)を制していた。
また、今年は
ディープインパクトの孫世代にあたる
ワールドエース産駒(
オータムレッド、
ジェラペッシュ、
スウィートメリナ)と
キズナ産駒(
クリスティ、
マルターズディオサ、
ルーチェデラヴィタ)が産駒としての初出走を迎える。
ハーツクライ産駒は「0-1-1-7」。まだ勝ち馬こそ出せていないものの、今年に限れば2歳重賞において
ディープインパクトと並んで3勝を挙げている勢いがある。
ウーマンズハート、
クラヴァシュドール、どちらもすでに重賞で好走歴があるだけに上位人気と目されて当然だろう。
ダイワメジャー産駒は「1-0-1-16」。15年に
メジャーエンブレムが勝ち馬となっている。今年は
ヒメサマと
レシステンシアの2頭がスタンバイ。後者は昨年の勝ち馬
ダノンファンタジーと同様に
ファンタジーSからの参戦となるが、母がアルゼンチンのG1実績馬という共通点もある。