8日に中山競馬場で行われるカペラS(3歳上・GIII・ダ1200m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる5回の馬券絡みが1番。4回で11番が続き、3回が7番、13番、15番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 4-1-1-13 複勝率31.6% 複勝回収率121%
2枠 1-0-1-18 複勝率10.0% 複勝回収率24%
3枠 0-1-0-18 複勝率5.3% 複勝回収率13%
4枠 0-2-2-16 複勝率20.0% 複勝回収率46%
5枠 1-0-0-19 複勝率5.0% 複勝回収率14%
6枠 0-3-3-14 複勝率30.0% 複勝回収率144%
7枠 2-1-2-15 複勝率25.0% 複勝回収率66%
8枠 2-2-1-15 複勝率25.0% 複勝回収率139%
中山ダート1200mは外枠有利が定説となるが、カペラSにおいては1枠が好走率でトップとなる成績を収めていた。なお、6〜8枠も比較的安定した成績となっているため、外枠自体は評価しやすい傾向にある。
【単勝オッズ10.0倍以上】
1枠 2-0-0-10 複勝率16.7% 複勝回収率129%
2枠 0-0-0-11 複勝率0.0% 複勝回収率0%
3枠 0-0-0-14 複勝率0.0% 複勝回収率0%
4枠 0-1-1-12 複勝率14.3% 複勝回収率45%
5枠 0-0-0-17 複勝率0.0% 複勝回収率0%
6枠 0-2-2-13 複勝率23.5% 複勝回収率142%
7枠 0-0-1-10 複勝率0.0% 複勝回収率42%
8枠 0-2-1-13 複勝率18.8% 複勝回収率147%
単勝オッズ10.0倍以上の人気薄に配当妙味を求める場合も1枠は1着付けを買いやすく、データ集計期間外の08年カペラSでも1枠2番の
ビクトリーテツニー(単勝10.7倍)が勝利している。なお、6枠や8枠は好走率・回収率において1枠を上回っており、複穴として一考する価値がありそうだ。