香港国際競馬恒例のイ
ベントのガラ・ディナー(ロンジン主催の競馬開催参加者向けの
ディナーパーティー)が行われ、ロンジンワールドベストジョッキーの表彰が行われた。今年は
エネイブルや
クリスタルオーシャンなどとのコンビでIFHA国際競馬統括機関連盟による世界のトップ100のG1競走のうち8つを制した、ランフランコ・デットーリ騎手が受賞した。デットーリ騎手の同賞の受賞は、2015年、昨年に続き3度目。
【デットーリ騎手の談話】
「この数年、とてもいいシーズンが送れています。プレッシャーはありますが、この仕事が好きです。私は競走というものが好きです。
ロンジンとIFHAには、私にとって思い出深いシーズンを讃えて頂けて感謝します。
今年一番の
ハイライトは
キングジョージです。
エネイブルと
クリスタルオーシャンの
アスコットの大レースで、2頭の素晴らしい競馬でした。私の人生でも、こんなすごいレースはなかなかありません。
この最近の私の成功は、素晴らしい調教師のゴスデン師とそのスタッフの力に寄るところが大です。そして幸運なことに私は素晴らしい馬たちに乗っています。
エネイブルは、3年間スーパースターであり続けています。彼女がその力を保持し続けているのは驚くべきことで、来年も現役を続けることは、私にとってもファンの皆さんにとっても、とても幸運なことです。
もう49歳になるので、2020年は健康で、いい馬に乗り続けることを目標にします。私はまだまだ続けますよ」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)