G1・6勝馬
アーモンドアイ(牝4歳、美浦・国枝)が8日、
有馬記念(12月22日・中山)に特別登録を行うことが分かった。正式参戦についてはいまだ流動的ながら、無事にゲートインとなれば、暮れの
グランプリは史上空前の盛り上がりを見せそうだ。国枝師は「登録しました。最終決断はあくまでもオーナーと相談した上で、になりますが、こちらとしては出走できる態勢は整えていくつもりです」と話した。
同馬は今年の
天皇賞・秋を制し、
香港Cへの出走を予定していたものの、出国前日となる11月29日の調教後に熱発して遠征を取りやめに。その後は放牧に出さず、厩舎で調整を続けている。8日も美浦Wで5F71秒5-13秒0を計時した。5日に発表されたファン投票最終結果は、2位
リスグラシューに1万5528票差をつける10万9885票を獲得して堂々の1位。多くのファンがその勇姿を、師走の中山で目に焼き付けたいと願っている。
出走を表明している馬のG1タイトル総数は、
アーモンドアイの6冠を加えて25。ファン投票上位馬のほとんどが顔をそろえたことも含め、令和初の
有馬記念は近年まれに見る豪華メンバーと言っていい。いつ最強牝馬に
ゴーサインが出るか。引き続き動向に注目が集まる。
提供:デイリースポーツ