有馬記念(12/22・GI・中山芝2500m)に出走する
フィエールマン(牡4・美浦・
手塚貴久)が、11日(水)、新たにコンビを組む
池添謙一騎手を背に、1週前追い切りを消化。ウッドチップコースで
セダブリランテス(牡5歳・OP)を追走して、直線で内に入り馬体を合わせてゴールという内容だった。
追い切り後、池添騎手は
「さすがGI馬ですね。以前と比較はできませんが、フットワークも雰囲気も息遣いも良かったです。折り合いに難しい面があると聞きましたが、ハミを噛みかけた部分はあったものの
リラックスして良い形の追い切りができました。反応も速そうですし、中山2500mにも対応できると思います」
と
ファーストコンタクトで好感触を掴んだようだ。
また「ダービーと
有馬記念は毎年乗っていたいレース。依頼された瞬間、めっちゃ
テンションが上がりました。あとは勝つことだけを考えたいです」と意気込みを語った。
手塚調教師も
「
札幌記念(GII・3着)や
凱旋門賞(GI・12着)の時とはデキが違います。言うことありません。
有馬記念では普通に良い競馬ができると思います」
と状態の良さをアピールしていた。
(取材・文:佐々木祥恵)