2019年12月13日
船橋競馬場にて競走馬を引退したサラブレッドのその後を描いた映画『今日もどこかで馬は生まれる』の上映会が開催される。
映画『今日もどこかで馬は生まれる』は「人と馬の共生」をテーマにしたドキュメン
タリー作品で、映画の普及を軸にした引退馬支援活動を掲げた計2回のクラウドファンディングを元に制作され、約500人から約600万円の支援を集めた。
上映会はこれまでに東京、大阪、札幌の他、馬産地である北海道新冠町と美浦トレーニングセンター内の施設でも開催された。12月28日(土)からは新宿の「K's cinema」でも上映が決定している。
『今日もどこかで馬は生まれる』上映会
日時:2019年12月13日(金)16:00〜(開場:15:30〜)
場所:
船橋競馬場スタンド2階西側イ
ベントスペース
上映時間:約95分
鑑賞参加費:1,000円
【あらすじ】
JRAが主催する
中央競馬の2018年度の売上は2兆7000億円。大きな盛り上がりを見せる一方、競馬で走ることができなくなった馬たちの『その後』については、これまであまり語られることはありませんでした。
多くの馬たちが、天寿を全うする前にその生涯を終えている――。
競馬産業に関わる人々の中で長らく暗黙の了解とされていた、この引退馬の課題について、当事者たちは何を思い、どう考えているのか。その答えを探して私たちは、競馬をこよなく愛するファン、馬主、調教師、生産者、馬を生かしたビジネスを展開する経営者など、さまざまな立場で馬と関わる人々を訪ねました。そこには、馬を尊敬し、馬と真摯に向き合う人々の姿がありました。
馬を愛する人たちの声が大きな力に変わり、今、確かに、新しい風が吹き始めています。
「人と馬がこれからも共に生きていくために必要な事とは?」決して善も悪もない、正解も不正解もないこの問いの答えを、皆さんも一緒に探していただけたら幸いです。
『今日もどこかで馬は生まれる』予告編はこちら(外部サイトへ移動します)