スマートフォン版へ

落札価格は52.5万ドル!レッチェバロックがC.ルメール騎手でデビュー/関東馬メイクデビュー情報

  • 2019年12月16日(月) 18時00分
 先週の当ニュースでお伝えしたカフェファラオバーナードループが見事にワンツーフィニッシュを決めた。1、2着の着差は10馬身で、2、3着の着差は9馬身と内容も強烈だった。またマッチレスノヴェルは5番人気で2着に健闘した。

 今週ご紹介する2歳馬たちもレースで好成績をおさめてくれることを期待したい。

【12月21日(土) 中山芝2000m】

ウインマリリン(牝、父スクリーンヒーロー母コスモチェーロ、美浦・手塚貴久厩舎)

 異父兄にウインマーレライ(ラジオNIKKEI賞)、ウインヴォラーレ(3勝)、イペルラーニオ(現3勝)がいる。当初は夏場のデビューを目指していたが、じっくりと成長を待った。「だいぶ良くなって戻ってきた。テンションが高めで牝馬らしい難しさもあるけど、軽い走りで動きは悪くない。しぶとく脚を使いそうなタイプだし、長めの距離が合うと思う」と手塚貴久調教師。鞍上は横山武史騎手を予定している。

ランドアーティスト(牡、父ヴィクトワールピサ母ヴァインドレッサー、美浦・木村哲也厩舎)

 異父兄にタイセイサミット(毎日杯3着)、叔母にコイウタ(ヴィクトリアマイル)、叔父にベールドインパクト(京都新聞杯2着、京都記念2着)、従兄弟にミッキーラブソング(京都金杯3着)、ユラノト(根岸S2着、フェブラリーS3着)がいる。ゲート試験に合格後は山元トレセンで乗り込み、11月中旬に帰厩した。「馬体にボリューム感があるし、タフそうな男馬という感じ。まだまだ走りが粗削りだけど、オープンクラスの古馬を相手にしても食らいついている。デビュー前としては体力的にも十分。しっかりと課題を改善できるように仕込んでいきたい」と木村哲也調教師。W.ビュイック騎手が騎乗停止の制裁を受けたため、鞍上は調整中だ。

【12月21日(土) 中山ダート1800m】

トラモント(牡、父アイルハヴアナザー母フィロンルージュ、美浦・新開幸一厩舎)

 異父兄にプレシャスルージュ(現4勝)、おじにヴァーミリアン(G1・9勝を含む重賞13勝)、サカラート(重賞4勝)、ソリタリーキング(重賞3勝)など一族にはダート路線での活躍馬が並ぶ。ゲート試験に合格後はノーザンファーム天栄で乗り込み、11月下旬に帰厩した。「まだ幼い感じで目覚めていないようなところがあるけど、ひと追い毎に余裕を持って動けるようになってきた。しっかりとした馬格で血統的にもダート向き。まだまだ良くなりそうだし、いいモノを持っていることは間違いないと思う」と新開幸一調教師。鞍上は調整中だ。

【12月22日(日) 中山芝1600m】

レッチェバロック(牝、父Uncle Mo母My Fast One、美浦・藤沢和雄厩舎)

 今年のOBSマーチセールに上場され、落札額は52.5万ドル。当時の試走はダートコースで1F9秒8を出していた。12月6日にゲート試験をパス。藤沢和雄厩舎らしく目立った時計は出していないが、じっくりと本数を乗り込んでいる。先週の11日には坂路で4F52.5-38.7-25.5-13.2をマークしており、しっかりと時計を詰めてきた。「気のいい牝馬で前向き過ぎるぐらい前向きだし、坂路で落ち着かせながら乗ってきた。いいスピードがあるし、初戦から楽しみ」と藤沢和雄調教師。鞍上はC.ルメール騎手を予定している。

(取材・文:竹之内元)

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す