前走の東京スポーツ杯2歳Sをレコード勝ちして、
ホープフルS(12月28日・中山芝2000m)では最も注目を集める存在となった
コントレイル(栗東・
矢作芳人厩舎)。今朝18日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
デビュー戦で手綱をとり、今回のレースでも騎乗予定の
福永祐一騎手が跨って、CWコースでの併せ馬。
スマートセラヴィーを追いかける内容だったが、向正面では行きたがるところを押さえられての追走。
3コーナーでも行きたがるところがあり、見た目には道中で脚がたまっているという感じではない。それだけに、最後の直線での伸びを気にしたが、やっぱりというか、ゴール前では楽に走る相手に対して、こちらは一杯に追われて、追いつくのがやっとだった。
しかし、時計は6F80.2〜5F65.6〜4F51.3〜3F37.2〜1F11.8秒。これだけの数字が出ているのだから全く問題はないように思えるし、6F時計は自己ベストを大幅に更新している。前走レコード勝ちの反動はなく、むしろ調教内容は前走時よりも強化されているといってもよいくらいだろう。
(撮影:井内利彰)