新馬、萩Sと連勝中の
ヴェルトライゼンデ(栗東・
池江泰寿厩舎)。次走は
ホープフルS(12月28日・中山芝2000m)を予定しており、今朝19日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
2回目のハローが終了した直後のCWコースへ入場。レースで騎乗予定の
O.マーフィー騎手が跨り、
レザネフォールを追いかける展開。向正面では3馬身弱という差だったが、それを保ちながら、3コーナーから4コーナーへと向かっていく。
最後の直線は内から前を追い抜いていくが、即座に反応するというよりはジリジリ。並びかけて抜け出すまで少し時間を要したが、ジョッキーが追うとそれに応えるようにどんどんスピードに乗っていく。
結局、ゴールでは2馬身ちょっと先着する形でフィニッシュ。時計は6F80.7〜5F66.0〜4F51.4〜3F37.0〜1F11.5秒と速い。走りやすい馬場状態ではあったが、ここまで動ける能力と状態は高く評価したいところ。
(取材・文:井内利彰)