20日、大阪・ウインズ難波にて、
吉村智洋騎手(兵庫)、稲富菜穂(
タレント)ら出演のトークイ
ベント『
有馬記念も兵庫GTもお任せ!! プレミアムトークショーinウインズ難波』が開催された。
前半では出演者が「第64回
有馬記念(GI)」の予想を披露。昨年の地方全国リーディングである吉村騎手は「
コックスプレートは(斤量)57キロで優勝。2キロ減ると馬自身も“今日は軽いな”と認識する。枠も良いところを引いた」とジョッキーならではの視点から
リスグラシューをV指名。
毎週トレセンで取材を行う稲富は「前走は大本命を負かすべく前での競馬。斤量も魅力で、得意の中山で脚を溜められれば逆転も。ただ(
アーモンドアイを管理する)国枝先生は“ゲートを出れば普通に勝てるよ”と仰ってました(笑)」と妙味を狙って
サートゥルナーリアを推奨。
元TMの鈴木ショータ氏は「レース間隔がある馬の中から選びたい。コース形態などがリンクする
宝塚記念では
リスグラシューに完敗したものの、距離が延びて良いのはこちら。鞍上もムーア騎手で申し分なし」と
キセキを推した。
後半では、27日に開催される「第19回
兵庫ゴールドトロフィー(JpnIII)」を展望。進行の竹之上次男アナウンサーが「まだ交流重賞で実績を残せていない馬たちが登録。
JRA勢のトップハンデも57kgという珍しいメンバー構成」とレースの見どころを紹介すると、地元TMの宮垣優氏(競馬キンキ)は「
ノボバカラ(
JRA)が中心。前走の
JBCスプリントは展開が向いた面もあるが、あのメンバー相手に4着は力のある証拠。忖度ではないですが、鞍上が園田リーディングの吉村騎手というのも心強い」と力関係を解説。
その他の出演者からも印を集めた吉村騎手は「人気ある馬で挑めるのは嬉しい。チャンスは十分」と意気込みを語った。
この他、
JRAから3歳馬の
デュープロセス、元兵庫所属の
岩田康誠騎手(
JRA)が騎乗予定の
テーオーエナジーらがエントリー。対する地方勢は、51kgで出走する
川原正一騎手騎乗の
キヨマサなどの地元馬に加え、復調気配の
ラブバレット(川崎)などが他地区から登録する混戦ムード。年末の
園田競馬場を舞台に熱い一戦が期待される。