22日、中山競馬場で行われた第64回
有馬記念(3歳上・GI・芝2500m・1着賞金3億円)は、中団後方でレースを進めた
D.レーン騎手騎乗の2番人気
リスグラシュー(牝5、栗東・
矢作芳人厩舎)が、直線で一旦は先頭に立った3番人気
サートゥルナーリア(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)の外から脚を伸ばして一気に突き抜け、最後はこれに5馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分30秒5(良)。
さらにクビ差の3着に4番人気
ワールドプレミア(牡3、栗東・
友道康夫厩舎)が入った。なお、1番人気
アーモンドアイ(牝4、美浦・
国枝栄厩舎)は直線で伸びを欠き9着に終わった。
勝った
リスグラシューは、
父ハーツクライ、
母リリサイド、その父
American Postという血統。
D.レーン騎手とのコンビで
宝塚記念、
コックスプレート(豪)、そしてこのラストランの
有馬記念を見事制覇し、GI・3連勝で有終の美を飾った。また、本馬を管理する
矢作芳人調教師は
有馬記念初出走で優勝を果たした。
【
D.レーン騎手のコメント】
相手が強いことは分かっていましたが、
宝塚記念から
コックスプレートの間で馬は強くなり、そしてこの
有馬記念までにも強くなっていると矢作先生に伺っていましたから自信を持って乗りました。
ペースが向きましたし、ラチ沿いの良いポジションも取れました。スペースが空いてからは非常に強い勝ち方をしてくれました。
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有馬記念ダイジェスト>
※
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