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【ホープフルS】ブラックホール「相沢郁厩舎×石川裕紀人騎手」タッグに注目!/データ分析(ゴールデンコンビ編)

  • 2019年12月28日(土) 06時03分
 netkeibaデータベースのリニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がったホープフルSの「ゴールデンコンビ」はこちら。

相沢郁厩舎×石川裕紀人騎手(ブラックホール)】

 相沢郁厩舎といえば、毎年コンスタントに20勝以上を記録する関東の有力厩舎の一つ。2019年はここまで29勝を挙げており、自己ベストだった2012年に並んでいる。つまり、最終週に勝利すればキャリアハイ更新ということだ。

 その相沢郁厩舎に所属しているのが石川裕紀人騎手で、「直近5年」の騎乗回数379回はもちろんトップ(ちなみに次位は216回の津村明秀騎手で3位の丹内祐次騎手が52回。主戦=石川騎手、準主戦=津村騎手という傾向がくっきりと見てとれる)。

 主戦騎手というのは騎乗数が多い分、数字が下がってしまうケースも少なくないが、「相沢郁厩舎×石川裕紀人騎手」は「直近5年」の単勝回収率が205.5%、複勝回収率が89.8%と高水準。「直近1年」に絞ると単勝回収率258.8%、複勝回収率98.6%とさらにアップする。「直近1年」の12勝は、続く丹内騎手・津村騎手の3勝を大きく離す圧倒的な数字だ。

 12勝のうち1番人気だったのは僅か3レースのみで、5番人気以下で6勝。人気薄での激走が目立つのは、それだけ石川騎手が伸び伸びと乗れていることの証ではないだろうか。

 ブラックホールは石川騎手の手綱で3戦し2勝。札幌2歳Sでは思い切った待機策で波乱を演出している。時計の掛かる札幌での消耗戦を制してきた実績は、タフな中山2000mという舞台では大きなアドバンテージとなりそうだ。

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