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【2019年GIプレイバック(下半期)】北村友一騎手が秋GIを2勝、マーフィー騎手と金子光希騎手がJRA・GI初制覇

  • 2019年12月31日(火) 12時00分
 2019年も幾多の名勝負が繰り広げられたJRA・GI。ここでは秋GIの開幕を告げたスプリンターズSから最終日を飾ったホープフルSまでを振り返る。

■9月29日 スプリンターズS(芝1200m)
優勝馬:タワーオブロンドン(牡4、C.ルメール騎手、美浦・藤沢和雄厩舎)
 中団でレースを進めたC.ルメール騎手騎乗の2番人気タワーオブロンドン(牡4、美浦・藤沢和雄厩舎)が、直線で脚を伸ばして、逃げ粘る3番人気モズスーパーフレア(牝4、栗東・音無秀孝厩舎)を捕らえ、これに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分7秒1(良)。

■10月13日 秋華賞(芝2000m)
優勝馬:クロノジェネシス(牝3、北村友一騎手、栗東・斉藤崇史厩舎)
 中団の前でレースを進めた北村友一騎手騎乗の4番人気クロノジェネシス(牝3、栗東・斉藤崇史厩舎)が、直線で各馬を交わして抜け出し、馬群の中からよく脚を伸ばした2番人気カレンブーケドール(牝3、美浦・国枝栄厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分59秒9(稍重)。

■10月20日 菊花賞(芝3000m)
優勝馬:ワールドプレミア(牡3、武豊騎手、栗東・友道康夫厩舎)
 好位でレースを進めた武豊騎手騎乗の3番人気ワールドプレミア(牡3、栗東・友道康夫厩舎)が、直線で先頭に立って、外から猛然と追い上げた8番人気サトノルークス(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)をクビ差凌いで優勝した。勝ちタイムは3分6秒0(良)。

■10月27日 天皇賞・秋(芝2000m)
優勝馬:アーモンドアイ(牝4、C.ルメール騎手、美浦・国枝栄厩舎)
 中団の前でレースを進めたC.ルメール騎手騎乗の1番人気アーモンドアイ(牝4、美浦・国枝栄厩舎)が、直線で最内から一気に突き抜け、2着の3番人気ダノンプレミアム(牡4、栗東・中内田充正厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分56秒2(良)。

■11月10日 エリザベス女王杯(芝2200m)
優勝馬:ラッキーライラック(牝4、C.スミヨン騎手、栗東・松永幹夫厩舎)
 中団でレースを進めたC.スミヨン騎手騎乗の3番人気ラッキーライラック(牝4、栗東・松永幹夫厩舎)が、直線で最内を突いて脚を伸ばし、大逃げから粘る7番人気クロコスミア(牝6、栗東・西浦勝一厩舎)を捕らえて、これに1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分14秒1(良)。

■11月17日 マイルCS(芝1600m)
優勝馬:インディチャンプ(牡4、池添謙一騎手、栗東・音無秀孝厩舎)
 好位でレースを進めた池添謙一騎手騎乗の3番人気インディチャンプ(牡4、栗東・音無秀孝厩舎)が、直線に入って一気に抜け出し、外から脚を伸ばした1番人気ダノンプレミアム(牡4、栗東・中内田充正厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒0(良)。

■11月24日 ジャパンC(芝2400m)
優勝馬:スワーヴリチャード(牡5、O.マーフィー騎手、栗東・庄野靖志厩舎)
 中団の前でレースを進めたO.マーフィー騎手騎乗の3番人気スワーヴリチャード(牡5、栗東・庄野靖志厩舎)が、直線で最内を突いて抜け出し、好位から脚を伸ばした5番人気カレンブーケドール(牝3、美浦・国枝栄厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分25秒9(重)。

■12月1日 チャンピオンズC(ダ1800m)
優勝馬:クリソベリル(牡3、川田将雅騎手、栗東・音無秀孝厩舎)
 好位でレースを進めた川田将雅騎手騎乗の2番人気クリソベリル(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)が、直線で逃げ粘る3番人気インティ(牡5、栗東・野中賢二厩舎)、外から上がってきた1番人気ゴールドドリーム(牡6、栗東・平田修厩舎)の間を割って、最後はゴールドドリームにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分48秒5(良)。

■12月8日 阪神JF(芝1600m)
優勝馬:レシステンシア(牝2、北村友一騎手、栗東・松下武士厩舎)
 先手を取った北村友一騎手騎乗の4番人気レシステンシア(牝2、栗東・松下武士厩舎)が、そのまま直線に入って後続を突き放し、2着の6番人気マルターズディオサ(牝2、美浦・手塚貴久厩舎)に5馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒7(良、2歳コースレコード)。

■12月15日 朝日杯FS(芝1600m)
優勝馬:サリオス(牡2、R.ムーア騎手、美浦・堀宣行厩舎)
 好位でレースを進めたR.ムーア騎手騎乗の1番人気サリオス(牡2、美浦・堀宣行厩舎)が、直線で先頭に立ってゴールまで押し切り、中団から差し脚を伸ばした2番人気タイセイビジョン(牡2、栗東・西村真幸厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒0(良、レースレコード)。

■12月21日 中山大障害(障害4100m)
優勝馬:シングンマイケル(セ5、金子光希騎手、美浦・高市圭二厩舎)
 好位でレースを進め最終障害を越えたところで先頭に立った金子光希騎手騎乗の2番人気シングンマイケル(セ5、美浦・高市圭二厩舎)が、そのままゴールまで押し切り、2着の6番人気ブライトクォーツ(牡5、栗東・荒川義之厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは4分38秒9(良)。

■12月22日 有馬記念(芝2500m)
優勝馬:リスグラシュー(牝5、D.レーン騎手、栗東・矢作芳人厩舎)
 中団後方でレースを進めたD.レーン騎手騎乗の2番人気リスグラシュー(牝5、栗東・矢作芳人厩舎)が、直線で一旦は先頭に立った3番人気サートゥルナーリア(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)の外から脚を伸ばして一気に突き抜け、最後はこれに5馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分30秒5(良)。

■12月28日 ホープフルS(芝2000m)
優勝馬:コントレイル(牡2、福永祐一騎手、栗東・矢作芳人厩舎)
 好位でレースを進め4コーナーで2番手まで上がった福永祐一騎手騎乗の1番人気コントレイル(牡2、栗東・矢作芳人厩舎)が、直線で楽な手応えのまま先頭に立ってゴールまで押し切り、2着の3番人気ヴェルトライゼンデ(牡2、栗東・池江泰寿厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分1秒4(良)。

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