netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
京都金杯の「
ゴールデンコンビ」はこちら。
【
池江泰寿厩舎×
川田将雅騎手(
ソーグリッタリング)】
「
池江泰寿厩舎×
川田将雅騎手」の「直近5年」の成績は64-43-28-135。勝利数2位の
M.デムーロ騎手が20勝、3位の
ルメール騎手が18勝という数字からも、
川田将雅騎手が完全な主戦であることは明白だ。ただ、複勝率50.0%ながら複勝回収率は78.1%止まりで、馬券妙味という点では今一つだった。
しかし「直近1年」に絞ると13-6-4-11で複勝率67.6%で複勝回収率103.8%となり、ベタ買いでもプラスになる水準までアップする。ここ一番の勝負どころで
川田将雅騎手を起用しているということであろう。
13勝中10勝までが1番人気での勝利だったが、19年
セントライト記念では
サトノルークスで8番人気2着、19年
きさらぎ賞では
ダノンチェイサーで3番人気1着と、重賞では人気以上の激走が目につく点も心強い。
川田将雅騎手は
ソーグリッタリングに過去2回騎乗して2勝。昨年5月に
都大路Sを制して以来のコンビとなる。近4走は3、3、3、4着とあと一歩の競馬が続いているだけに、陣営としても「もう一押し」を期待しての
川田将雅騎手起用だろう。初重賞制覇を期待したい。