「
船橋記念・S3」(8日、船橋)
開催2日目の11Rで行われ、2番人気の
キャンドルグラスが初重賞制覇を成し遂げた。逃げ込みを図った1番人気の
ノブワイルドをゴール前で2分の1馬身交わした。鞍上の御神本訓はこのレースで3年連続勝利となった。さらに首差の3着には、先行した6番人気の
ストロングハートが粘った。なお、1、2着馬は「第11回
フジノウェーブ記念・S3」(2月26日・大井)の優先出走権を獲得した。
レースは
ノブワイルドがハナヘ。
ラディヴィナが2番手。
キャンドルグラスは5番手を追走する。「スタートが決まって、いい位置で進められた」と御神本訓。直線では力強い末脚を発揮して先行勢をまとめて差し切った。2018、19年の
アピアに続いて3連覇となった名手は「
キャンドルグラスに初重賞を獲らせることができてホッとしている」と勝利の味をかみしめていた。
羽田盃3着など早くから頭角を現していたが、これまでタイトルには縁がなかった。「馬の状態は良かった。このところ体が充実してきたし、勝負になると思っていた。まだまだ活躍できる」と川島一師。次走は未定だが、今後も短距離戦線をにぎわせそうだ。
提供:デイリースポーツ