「
フェアリーS・G3」(13日、中山)
2戦2勝の
アヌラーダプラが9日、好気配をアピールした。最終リハは津村(レースはルメール)を背に美浦Wで
クレディブル(5歳2勝クラス)を1秒追走すると、直線は内へ。抜群の手応えで併入に持ち込んだ。
5F68秒8-40秒1-12秒8の時計に、鞍上は「元気がいいですね。ペースを上げると一気に行く感じ。それだけ難しさはありますけど」と苦笑い。とはいえ、能力の高さは感じ取ったようで「小さいけど、
バランスが良く、いいバネをしています。とにかく一瞬の脚がすごい」と高評価だった。
動きを見届けた萩原師も「状態は変わりなく来ているし、精神面でも成長している。重賞で相手が強くなるのは未知数だが、好レースを期待したい」と好感触を伝えた。新馬勝ちした舞台で、今度は初のタイトルをつかみたい。
提供:デイリースポーツ