「
シンザン記念・G3」(12日、京都)
タガノビューティーが9日、栗東坂路で最終リハを行った。開門直後に駆け上がり4F53秒7-39秒1-12秒8。併せた
タケルライジング(4歳1勝クラス)に手応えで上回り、悠々と併入した。「しっかり上がってきた。先週はCWで長めからやったし、これで万全」と西園師はうなずいた。
2走前の
プラタナス賞は、東京ダート1600メートルの2歳戦史上最速となる上がり3F34秒8をマーク。芝初挑戦だった前走の
朝日杯FSもメンバー2位の上がり3F35秒2で4着と、砂でも芝でも切れ味は不問。騎乗した桜井助手は「何よりも気性の成長が大きい。使うたびにおとなしくなって、手前の変え方も上手になった。自分の競馬をしてくれれば」と期待を込める。芝で重賞を制して“二刀流”の本領発揮だ。
提供:デイリースポーツ