19年の
年度代表馬に選ばれた
リスグラシュー(牝6歳、栗東・矢作)の引退式が19日、18年
エリザベス女王杯でG1初制覇を飾った京都競馬場で行われた。国内外でG14勝、19年は
宝塚記念、
コックスプレート、
有馬記念を制した名牝。最終レース後にもかかわらず、ファン7000人が集まった。
セレモニーで矢作師は時折、涙を見せながら「寂しいです。これ以上の馬に巡り合えることはないかも。5歳になって本当に進化してくれた。感謝しかありません」と敬意を表した。京都競馬場は今秋から全面改修に入る。「生まれてくる子を管理させてもらう予定なので、その子どもをつれて新しく生まれ変わった京都競馬場に戻ってきたい」と話した。
初年度の交配相手について生産者の吉田勝己ノーザン
ファーム代表は「
ロードカナロアか、それともキャロット
ファームの馬なので
レイデオロがいいのか。
モーリスか。まだ決まっていません。じっくりと考えたい」と話すにとどまった。
提供:デイリースポーツ