netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
AJCCの「
ゴールデンコンビ」はこちら。
【
高木登厩舎×
田辺裕信騎手(
ニシノデイジー)】
上位人気が予想される
ミッキースワロー(
菊沢隆徳厩舎×
横山典弘騎手)、
ブラストワンピース(
大竹正博厩舎×
川田将雅騎手)、
ステイフーリッシュ(
矢作芳人厩舎×
C.ルメール騎手)などはいずれも見所のある注目のコンビだが、少し捻って
ニシノデイジー(
高木登厩舎×
田辺裕信騎手)に注目してみたい。
「
高木登厩舎×
田辺裕信騎手」の「直近1年」の成績は0-1-1-2で複勝率50%、複勝回収率は100%。「直近5年」の成績は0-5-2-7で複勝率50%、複勝回収率155%となっている。5年間で勝ち星こそないものの、2回に1回は馬券に絡む活躍を見せている。7回の馬券絡みには、17年青竜Sおよび17年
ユニコーンSの
ハルクンノテソーロ(8番人気2着・5番人気2着)、18年
キーンランドカップおよび20年カーバンクルSの
ペイシャフェリシタ(9番人気3着・2番人気2着)などが含まれており、上級条件での活躍が目立っているのが心強い。
ニシノデイジーはデビュー以来9戦続けて勝浦正樹騎手が騎乗し、前走の
菊花賞では
C.ルメール騎手へとスイッチ。明け4歳となる今走から
田辺裕信騎手が手綱を取ることとなった。
高木登厩舎の主戦は
大野拓弥騎手だが、どちらかといえばダートでの活躍が目立つ騎手。
ニシノデイジーには、芝の重賞で数々の穴をあけている
田辺裕信騎手の方が合っている可能性は高そう。一発を期待したい。