父は
ディープインパクト、母は
アパパネ。血統を紐解くだけでも嬉しくなってしまう
ラインベックが
若駒Sに出走しますね。
両親ともにクラシックシーズンをタフに走り抜き、勝ち続けた三冠馬。当然ながら心身ともにタフでなければ乗り切れないわけですが、
ラインベックはとにかく体力はピカイチのようです。
「めちゃくちゃ体力があって、いつも元気ですね!」と大江助手。
この
若駒ステークスでデビューから5戦目となりますが、レースを重ねることはマイナス要素にはならないようです。
「時に、体力が有り余り過ぎることもあるくらいです。そういう意味でもレースが続いてもそれが堪える可能性が低いんです」
最終追い切りでは併せ馬で遅れるなど動きは少し物足りなさがありました。でも、今回は6頭立て。なんとかしたいところでしょう。
「3勝目をあげてクラシック路線に乗せたいです」
とにかくタフな
ラインベックなら、いまの時計のかかる京都の馬場はバッチリあいそうですね。
(取材・文:花岡貴子)