27日、都内ホテルで「2019年度
JRA賞」の授賞式が行われ、各部門を受賞した関係者が出席した。
【
年度代表馬・
リスグラシュー 陣営のコメント】
■キャロット
ファーム・秋田博章氏
――圧倒的な票数での受賞。今のお気持ちは?
まさか1年前、この舞台に立てるとは思っていませんでした。本当に嬉しいですね。
――昨年の活躍を振り返って
もともとは(馬名由来の)“可憐な百合の花”という感じで細い馬だったのですが、“豪華な百合の花”になりましたね。勝ち方も見事でした。
■
矢作芳人調教師
――今のお気持ちは?
(涙ぐみながら)嬉しいですね。この日を目指して努力してきたので、本当に嬉しいです。
――
リスグラシューのどこに強さを感じるか
わからないです。ただ人間の想像を超えてくることが凄い。馬というのは常識で測ってはいけないものだと、改めて教えられました。
――印象に残ったレースは
勝った3つすべてですが、特には
コックスプレート。37年前にあのレースを見てから、いつか日本の馬でこのレースを勝ちたいと思っていて、それが実現できたので感謝しています。
オーストラリアの厳しい環境のなかであれだけのレースができるようになるとは想像も出来なかったです。
――
リスグラシューに今かける言葉は?
“本当にお疲れ様”ですけれども。何とか脚の速い仔を産んでほしいと思います。
■ノーザン
ファーム代表・吉田勝己氏
――昨年の活躍を振り返って
本当に凄かった。特に
有馬記念は凄かったですよね。
――初年度の相手は決まっている?
みんなに聞かれるんだけどねぇ(笑)。ここで発表して後々変えるのも嫌なので、その時にベストだと思った馬をつけたいと思います。
――(矢作師に)ご希望の相手は?
心の中に留めておきます(笑)。