29日に行われた川崎5R・C1三四五(ダ1400m・12頭)は、道中2〜3番手でレースを進めた
M.ミシェル騎手騎乗の1番人気
ベルロビン(牝4、船橋・
佐藤裕太厩舎)が、4コーナーで先頭に立って一気に後続を突き放し、2着の10番人気
スズブルースカイ(牡4、船橋・
渋谷信博厩舎)に6馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分31秒1(不良)。
27日から南関東での騎乗を開始している
ミカエル・ミシェル騎手は、これが
地方競馬初勝利となった。
【
ミカエル・ミシェル騎手 初勝利後の談話】
――
川崎競馬場での初勝利、おめでとうございます。
とても幸せです。今日はお天気も良くて、沢山のお客様に見ていただくことができました。本当に完璧な一日だったと思います。
――ミカエルさんの勝利に、多くのファンが声援を送っていました。最後の直線はいかがでしたか?
信じられないくらい嬉しいです。皆さんの声援が聞こえていました。皆さんのお声が本当に私の力になります。皆さんにいただいている力を、これからレースでお返ししていきたいという気持ちです。
――札幌での勝利と今日の川崎の勝利は違いましたか?
自分の中では違います。札幌は私にとっては大きなチャレンジの舞台での勝利でした。川崎は、私にとってこれから2ヶ月の生活の一部になる場所での初めての勝利ですので、違った意味で大きなものがありました。
――小さい頃に乗馬を始めたとき、今、7つもの国で騎乗し今後もチャレンジを続けるような騎手になることを想像していましたか?
子供の頃どころか3年前でさえ、自分がそういう風になるとは想像していませんでした。信じられない気持ちです。お陰様でこのような多くのファンの皆さまの愛と応援をいただいて、これからも頑張っていこうと思っています。
――南関の短期免許は今回3/31までの2ヶ月ですが、来年度延長して行きますか?
4月以降どうするかは今は未定です。今回の騎乗を1つ1つこなして行って、考えていきたいと思います。
――ファンの皆様にメッセージをお願いします。
いつも応援いただきありがとうございます。川崎で勝てて本当に嬉しいです。これを皮切りに、また他の競馬場でも、もっともっと勝利を挙げて皆さまに喜んでいただけるように頑張ります。
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)