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ミシェル騎手、的場文男騎手と再会 「非常に大きなリスペクトを感じています」

  • 2020年01月31日(金) 06時00分
 27日から南関東での騎乗を開始しているM.ミシェル騎手が30日、昨年8月にJRAワールドオールスタージョッキーズで競演した的場文男騎手と再会を果たした。

【ミシェル騎手の談話】
――今日一日を振り返っていかがですか?

 今日もとても良く騎乗できたと思います。馬達が上手く走ってくれまして、勝てませんでしたが2着3着に入ることができました。今後に向けていい経験ができたと思います。

――初勝利を挙げて気分的に変化はありましたか?

 変わったところはありません。勝てても勝てなくても私は変わることはなく、ベストを尽くすのみです。

――昨日は、ジョッキールームで皆さんから祝福はありましたか?

 はい。”ミカエルおめでとう〜”と。昨日は皆さんから、昨日お会いできなかったジョッキーの皆さんからは、今日おめでとうと言っていただきました。

――レジェンド的場文男騎手とのレースはいかがでしたか?

 素晴らしい経験です。私は的場騎手に非常に大きなリスペクトを感じています。騎手というのは続けるのが大変な仕事ですので、それを長く続け、活躍し続けていることは驚くべきことで、尊敬しています。昨年札幌でもお会いしました。”また会えたね、おめでとう”と言っていただき、嬉しかったです。

――3日間の騎乗から、日本の競馬に難しい面はありましたか?

 難しいことはなく、楽しんでいます。騎手の方や関係者の皆さまに良くしていただいていますし、競馬場のコンディションも非常に良く騎乗しやすいです。フランスはせめぎ合いや戦略的な駆け引きが多いんですが、ここの競馬はスピードに乗って行くことが最も大事で、自分にとってはとてもやりやすいです。

――騎乗スタイル的に参考になる騎手は?

 日本ではやはり武豊騎手です。確立した騎乗スタイルが大いに参考になります。こちらの騎手では笹川翼騎手です。彼自身のスタイルがありますし、押し出しの力強い騎乗スタイルです。他にもJRAの皆さんにも負けないレベルの、力強い騎乗スタイルの方が沢山おられます。

――来週の高知のレディスヴィクトリーラウンド(2/4火)に向けての抱負をお願いします。

 はい、とても楽しみです。もちろん勝ちたいです。しかし、NARの女性騎手の皆さまから色々学びたいと思っていますし、お互いに切磋琢磨できる機会になると思います。世界を舞台に活躍したいという面から言うと、また新しい競馬場を体験できるのも勉強になります。

(取材:高橋正和、編集:netkeiba)

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