27日から南関東での騎乗を開始している
M.ミシェル騎手が30日、昨年8月に
JRA・
ワールドオールスタージョッキーズで競演した
的場文男騎手と再会を果たした。
【ミシェル騎手の談話】
――今日一日を振り返っていかがですか?
今日もとても良く騎乗できたと思います。馬達が上手く走ってくれまして、勝てませんでしたが2着3着に入ることができました。今後に向けていい経験ができたと思います。
――初勝利を挙げて気分的に変化はありましたか?
変わったところはありません。勝てても勝てなくても私は変わることはなく、ベストを尽くすのみです。
――昨日は、ジョッキールームで皆さんから祝福はありましたか?
はい。”ミカエルおめでとう〜”と。昨日は皆さんから、昨日お会いできなかったジョッキーの皆さんからは、今日おめでとうと言っていただきました。
――レジェンド
的場文男騎手とのレースはいかがでしたか?
素晴らしい経験です。私は的場騎手に非常に大きな
リスペクトを感じています。騎手というのは続けるのが大変な仕事ですので、それを長く続け、活躍し続けていることは驚くべきことで、尊敬しています。昨年札幌でもお会いしました。”また会えたね、おめでとう”と言っていただき、嬉しかったです。
――3日間の騎乗から、日本の競馬に難しい面はありましたか?
難しいことはなく、楽しんでいます。騎手の方や関係者の皆さまに良くしていただいていますし、競馬場のコンディションも非常に良く騎乗しやすいです。フランスはせめぎ合いや戦略的な駆け引きが多いんですが、ここの競馬はスピードに乗って行くことが最も大事で、自分にとってはとてもやりやすいです。
――騎乗
スタイル的に参考になる騎手は?
日本ではやはり
武豊騎手です。確立した騎乗
スタイルが大いに参考になります。こちらの騎手では
笹川翼騎手です。彼自身の
スタイルがありますし、押し出しの力強い騎乗
スタイルです。他にも
JRAの皆さんにも負けないレベルの、力強い騎乗
スタイルの方が沢山おられます。
――来週の高知のレディス
ヴィクトリーラウンド(2/4火)に向けての抱負をお願いします。
はい、とても楽しみです。もちろん勝ちたいです。しかし、NARの女性騎手の皆さまから色々学びたいと思っていますし、お互いに切磋琢磨できる機会になると思います。世界を舞台に活躍したいという面から言うと、また新しい競馬場を体験できるのも勉強になります。
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)